どうもりゅうです。ホームページのリニューアルをしていたおかげで、１ヶ月ぶりのブログ更新となりました。
今回はご質問があったので、「ブラジルではカポエリスタはどんなご飯をたべているのか」ということについて執筆してみたいと思います。
実は私が一年間住んでいたころ、一緒にカポエイラを練習していたブラジル人の仲間がいつも「これを食べれば強くなる」「練習後これを食べれば筋肉がつく」としきりに言って食べていたものがあります
それは「アサイー」です。
日本でも少し前ブームになったアサイーですが、ブラジルでは街の中のあちこちにアサイーショップがあるくらい、日常的に好まれ食べられるおやつです。
主にアサイーボウルとしてスムージー状のものをスプーンで食べるか、ジュースにしてコップで飲むか、の２つが代表的な食べ方です。
アサイーを食べれば筋肉がつく？
何人ものブラジル人がこのことを話しながら喜んでアサイーを食べていたので、ブラジルの人達に浸透している情報のようです。
私は当時気になって調べたのですが、「アサイーだけを食べていてもダメ、タンパク質をとらないと効果なし」ということがわかりました。
アサイはさまざまな体に良い栄養がたくさん含まれるスーパーフルーツです。
アマゾンの奥地で主に採取されています。
アサイーに含まれるポリフェノールが、抗酸化作用があり血液をきれいにします。また鉄分やマグネシウムも多量に含まれ、これらが疲労回復に効果があり、運動後の栄養の吸収や筋肉の回復、発達を助けるという研究結果があります。
ブラジルの人たちはメディアで大きく取り上げられたこの研究結果を皆口々に言っていたのですが、肉類などのタンパク質を取らないとそもそも筋肉はできない、ということまでは浸透していないようです。
そもそもブラジルの普段の食事では、主食に米と豆を食べ、さらに肉類もよく食べるので、とても多くタンパク質を摂る傾向にあります。
ですのでわざわざ意識的にタンパク質を摂る必要があることまで考える必要はないのかもしれません。
