カポエイラとは?

カポエイラとは

ブラジル発祥の格闘技とダンス2つの要素を持つ文化、スポーツです。皆で楽器を弾き歌を歌い、その輪の中で1対1で踊るように戦います。カポエイラの目的は、動きの掛け合いを楽しむ、駆け引きの中で相手よりも上手く動く、見ている人を楽しませる等様々です。大勢で輪になってカポエイラを楽しむというのが醍醐味です。


ルールは?勝ち負けは?

カポエイラのジョーゴ(一対一での組手)をやる際、勝敗は決めません。楽器や歌はカポエイラの場を盛り上げると同時に間接的に指揮します。但し競技会の場合は大会ごとに設定されたルールに基づいて順位をつけます。

カポエイラをする人々

カポエイラの歴史

発祥の時期は正確には不明ですが、恐らく16〜18世紀ごろアフリカからブラジルへ奴隷として連れてこられた人々が、余暇時間に遊ぶ時などに様々な文化が混ざり合うなかで誕生しました。時にはその技を、身を守るため、そして権力に抗う方法として使用していました。400年近い歴史のあるカポエイラですが、ブラジルのスポーツ、文化として正式に認められ定着してきたのは1900年代に入ってからです。

カポエイラの詳しい歴史は、こちらをご覧ください!

▶︎カポエイラの歴史その1
植民地時代のブラジルとカポエイラの起源


▶︎カポエイラの歴史その2
カポエイラの弾圧とキロンボ、ズンビの存在/a>

▶︎
カポエイラの歴史その3
ブラジルの独立とカポエイラの抑圧


▶︎カポエイラの歴史その4
黄金法での解放とカポエイラの禁止


▶︎カポエイラの歴史その5
ヘジョナウとアンゴーラ


▶︎ブラジルでの近代のカポエイラのスポーツ化の歴史

▶︎カポエイラの特徴と多様性

▶︎カポエイラが禁止されていた時代

昔のブラジルのカポエイラ

現在のカポエイラ

現在世界中でスポーツ、文化として特にブラジル(南米)、北米、ヨーロッパで盛んに楽しまれています。2014年にはユネスコの世界無形文化遺産にも登録されました。世界各地に様々なグループが存在します。また、競技化の流れも進んでおり、世界大会も開かれるようになりました。

最近のカポエイラジェライス