ショーに使われる際のカポエイラ

どうもりゅうです。カポエイラは時折ショーなどにも使われます。ただ普通にカッコ良いカポエイラのジョーゴをするのと、ショーを目的にするのでは何が違うのでしょうか。
私も何度かショーなどにカポエイラで出演したことがありますが、そういった観客にむけたカポエイラはどのように行うのが正解か、考えてみたいと思います。

カポエイラのホーダは、普通にやっているだけでもとても魅力的で、それだけで見物してたのしいものです。これは、サッカーや野球、ボクシングといった他のスポーツとも同じように思えます。

ではショーとして行う場合、どういった違いがあるか考えましょう。まず限られた時間と、常に魅力的な動きをすることが求めらられ、更に誰が見ても感動できるものである必要があります。カポエイラをよく知る玄人だけが楽しめるものではいけないということです。

ショーの場合は、蹴り、フロレイオ、ステップなどで構成し、ソロの場合でも2人でやる場合でも、常にアクロバティックな動きをすることが多いです。また単純な蹴りでも、速く美しく正確に蹴ると、どんな難しいアクロバット技よりもカッコ良いことがあります。

カポエイラのショーといえば、ディズニーランドで長く披露された「ミニー・オー・ミニー」のショーがあります。ショー中に演者の2人がカポエイラを演じることで知られていますが、これも2人のジョーゴの中でアクロバットを交えながらショーを成り立たせます。このショーではカポエイラが日本に広く知られることを助ける要因にもなりました。

既にショーに出ている方が、そこで使うことを前提に、カポエイラを習うのなら、それは遠回りなのでやめたほうが良いと思います。カポエイラの動きは長い時間をかけ基礎から覚える必要があるので、それなら直接アクロバットを練習したほうが早いです。

しかしカポエイラは駆け引きや予想外の面白い動き、音楽、言葉、文化などとても学ぶものが多く、練習していても楽しいものです。そういった練習からさらにショーでも通用するようなかっこいい技を身につけられるのは、一石二鳥と言えるでしょう

カポエイラを既に習っている人は、ショーやホーダのソロでも使える動きやコンビネーションを練習するのも良いと思います。モチベーションにもなりますし、できなかったことを練習してできるようになるのは、カポエイラのとても良いところです。

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