カポエイラが他のスポーツにどう活きるか

りゅうです。今日はカポエイラの練習、技術が他のスポーツにどのように活きてくるのか、について考察します。

先日、テレビで砲丸投げの学生で大活躍中の選手が、過去にカポエイラをやっていてその経験が砲丸投げに活きている、と語っていました。
このようにカポエイラの経験が、別のスポーツの技術に役に立つことは度々あります。
一体どういう部分がどのように役立つのか、考えてみたいと思います。

体幹

まずわかりやすいのが、体幹の強さが身につくところです。
逆立ち、ブリッジ、回転系の蹴りなど、どれも強い体幹のトレーニングになり、カポエイラで身につく体幹の筋力、柔軟性はどのスポーツにも負けないほどです。
特に関節の柔軟性を向上させながら鍛えられる体幹は、他のスポーツでもなかなかみられないものです。

相手への対応力とリズム感

ここは特にカポエイラならではなのですが、格闘技やサッカー、バスケなどの目の前に相手がいて、相手の動きに反応しながら駆け引きを行う他のスポーツと異なり、カポエイラには「音楽」によるリズムが強く影響します。例えばサッカーやボクシングで相手の動きやフェイントにいかに素早く反応していても、結果自分のバランスが崩れてその後の動きが制限されていてはいけません。カポエイラは、一定のリズムで動くことが重要になってきます。常にバランスや体のコントロールを支配し、予想外の急な相手の動きにも冷静に対処します。リズムを変えても「崩す」のではなく、コントロールして相手の行動に低所します。
こういった動きを単なる瞬発力と力だけでなく、一連のリズムとしてコントロールする力は、どのスポーツにも活かせることができます。

体を「操る」能力

カポエイラは体操と同じように、自分自身の体を物理的限界まで操ります。単なる筋力から出るスピード、力ではなく、体をバネやムチのように、振り子や回転体のように使い、筋力以上の力を生み出します。また逆立ちや側転などの体を上下逆転させた動きでも指先まで神経に感覚を行き渡らせて体を操ります。
こういったカポエイラで身についた能力は、どんなスポーツにも役立てることができます。

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