どうもりゅうです。
本日は元旦なのですが、ブラジルに住んでいた頃年越しをリオデジャネイロで迎えたので、そのことについてレポートしたいと思います。
まずブラジルの年越しについてですが、他のヨーロッパー、アメリカ、南米諸国と同じように、年越しには日本ほどの盛大な思い入れはありません。クリスマスが年末のメインイベントで、そのクリスマス休暇の流れで年越しも迎えるという感じです。
日本では「あけましておめでとう」という挨拶を元旦にします。ブラジルでも「Feliz ano novo」というあけましておめでとうにあたる言葉がありますが、そんなに皆が必ず使ったりメッセージを送り合ったりするものではありません。
逆に「Feliz Natal」(メリークリスマス)は沢山メッセージを送ったり、会った人には必ず言ったりします。
キリスト教中心の国では多く見られることです。
とはいえ新年を迎えるタイミングは、イベントがあったり、カウントダウンをしたり、花火が上がったりとお祭り感覚は少なからずあります。
私はブラジルで一番有名なリオデジャネイロのコパカバーナビーチの年越し花火を見に行きました。
12月31日の夜から大勢の人がコパカバーナビーチに集まります。
コパカバーナのビーチは恐ろしく広くて横にも長いのですが、どこまでも人が連なって重い思いの時間を過ごします。
1月1日の0時を迎えると、その何キロもある長いビーチの端から端まで一斉に花火がしばらくの間上がります。ビーチで見ていると、視界の左から右まで全て花火で埋まって、花火に取り囲まれたようなすごく素敵な感覚でした。
また年越しの文化として、ビーチで白い服を着て、裸足で海の浅いところに入り、波を7回ジャンプして飛び越えるという風習もあります。結構それをやっている人もいました。こうすることで、願い事が叶ったり、幸せや健康が訪れたりするということが言われているそうです。
当時私は一人っきりでこのイベントに参加し夜のビーチに一人佇み花火を見て酒を飲んでいたのは良い思い出です。