どうもりゅうです。
先週末に札幌のカポエイラ団体Ging Exprecaoさんの昇段式がありました。今回はイベントのレポートを記します。
東京に何度も来てくださっているユキーニョさんが代表を務めるグループで、私は初めての参加となりました。
札幌の中心地のホールで開催された式典には、札幌と釧路、岩手、京都、東京から様々なカポエイラ団体の先生や生徒が参加されていました。
そして韓国のソウルのCTMVからインストルトール Xiruとその生徒の韓国のメンバーが大勢来日し、そしてドイツからはメストレ マルセロが来日しました。
そんな多国籍な参加者の集うイベントで、マルセロ先生とシル先生のワークショップが昇段式の前後に開催されました。
GE と CTMVは、もともと同じグループでしたが、それぞれメストレが独立し独自のグループを立ち上げ今は別のグループとなった、いわば兄弟のような関係です。
こうしたグループの移動、グループ名の変更などはカポエリスタ個人にとってはままあることです。
それも関係なく仲間や師弟関係が続くのは、とても良い文化だと思います。
メストレ マルセロの式典の進行やフリーホーダでは、初心者や子供、イベントに慣れていない人にもなるべく参加しやすいように優しいホーダの運営をされていたのが印象にのこりました。メストレ自ら初心者を指名して次々と大勢のビギナーの人とジョーゴをされていました。
イベントでは珍しい光景だとおもいましたし、その心遣いがカポエリスタがよりカポエイラを好きになるきっかけになるのではと思いました。
北海道の様々な団体の人々は、ほとんどが初対面の人でしたので、個人的にとても刺激になりました。
中には釧路から札幌まで車で５ぃ感かけてきていたグループの方々もいらっしゃいました。
北海道はいうまでもなくとても広いですが、カポエイラの教室や団体は本当に数えるほどしかなく、
その中でお互いに助け合い交流をしたりすることでカポエイラの文化が発展していっているのだと思います。
東京にはカポエイラの団体が数多くあり、繋がりも多いのですが、そこはとても恵まれた環境なのだなと感じました。
またソウルのカポエリスタとも初めて交流できたのも良い機会でした。ソウルにも数えるほどしかカポエイラ団体がないのですが、CTMVのような新しいグループが増えていけばより発展につながると思います。個人的にもさらにソウルや近隣の国とのカポエイラでの交流も深めていきたいと思います。
