浅草寺でカポエイラを披露

どうもりゅうです。
先日東京浅草の浅草寺でカポエイラのホーダを開催しました。
その様子のレポートを記します。

浅草では毎年、浅草サンバカーニバルが行われています。
また今年は日本ブラジル外交関係樹立130周年記念の年ということで、
サンバカーニバルに併せてブラジル物産展が浅草寺の境内で開催されました。
そのイベントの一環として二日間にわたり3つのグループがカポエイラを披露しました。

カポエイラジェライス東京はホーダを開催しました。
場所は浅草寺本堂の目の前、お水舎の横です。
美しい浅草寺本堂の前でホーダをすることは非日常的な時間でした。

日曜日のお昼の浅草寺はとても大勢の観光客で埋め尽くされており、そういった人たちが足を止めてカポエイラに関心を持って観てくれました。

こうしたお祭りやイベントで、カポエイラのホーダをするのは、ブラジルでも度々あることです。
京都の祇園祭でも、カポエイラジェライスは毎年ホーダを行なっています。

大勢の群衆の中でショーをやる時、カポエイラは道ゆく人の足を止めるのにとても向いていると考えています。生演奏の体に響き刺さる音楽、リズムと見たこともない動きが同時に繰り広げられるカポエイラは、ショーとしても成り立ちます。

一般的にイベントやフェスティバルなどで披露されるショーは、演者が観客の方を向いて行います。観客がホールのように大人数でない路上パフォーマンスのような場合、足を止めて観ることは同時に演者からも自分自身を見られ認識されることになります。
これは特に日本人のようなシャイな人が多い場合、なかなか道すがら足を止めにくい部分もあります。

カポエイラのホーダの場合、カポエイラのジョーゴをしている二人はお互いを見ています。
その上ホーダをつくるカポエリスタとバテリア達は円になり中心に向かいジョーゴしている二人を見ている配置になります。
ですからそのホーダを外から観る観客も、そのカポエリスタ達と同じ目線で、ホーダに溶け込むように自然にカポエイラを見ることができるのです。カポエイラはそもそもがショーとしてやっているわけではない、というその状況が逆に周囲から観る人との一体感をもって盛り上がることができるのです。

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