どうもりゅうです。
このあいだの水曜日、子供クラスも担当してくれているトーマスの誕生日ホーダがありました。
緊急事態宣言も解除され、きちんとホーダができるのも嬉しいことです。
今日はカポエイラ独特の文化、誕生日ホーダについて詳しく説明します。
ホーダとは
ホーダとは、カポエイラをすることそのもの、またはその場を意味します。楽器と手拍子をする人が円形に並び、楽器演奏と手拍子と歌で盛り上げながらその中で二人がカポエイラをプレイします。誰でもいつでもプレイヤーは交代することができます。
誕生日ホーダ
カポエイラの世界では、仲間の誕生日祝いにその場にいる全員が、誕生日の人とジョーゴするという祝い方があります。
カポエイラのジョーゴは一般的に長くても連続で1分間程度しか続くことはありません。運動量の激しいスポーツであり、一瞬一瞬の緊張も高いので、体力的にも1分以上続くと厳しいのです。
そんなカポエイラを、何十人もいっぺんに相手をするというのはとても大変です。
更に、誕生日ホーダでは祝う人たちは普段よりも厳しくジョーゴをすることが一般的です。誕生日の人を転ばせたり、攻撃によって怯ませたりしていきます。
そうやって手荒く祝うのがカポエイラ流の誕生日の祝い方です。
もちろん、ただ乱暴にジョーゴするだけではなく、たくさん遊びも含めてジョーゴしていきます。普段あまり使わないようなトリッキーな動きも駆使して面白くジョーゴすることも多々あります。
誕生日ホーダでは、おきまりの誕生日の歌を歌います。もちろんポルトガル語ですが、英語で一番馴染みのある誕生日ソングと同じ歌です。
Parabéns a você,
Nesta data querida.
Muitas felicidades,
Muitos anos de vida.
このように、カポエイラには誕生日を祝うのに独特の文化があります。
そこには初心者や上級者も関係なく、大勢で集まって祝い楽しむブラジルらしい文化なのです。
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