どうもりゅうです。
最近ネットのニュースで、カポエイラの記事が流れてきていて話題になっています。
ニュースはカポエイラの 世界大会で、日本人の女子中学生が優勝したというもの。
これは日本のカポエイラ界にとっても大ニュースです。
優勝したのは中学一年生の館あかりさん、
その大会は、World Capoeira Federationが主催する、「Joga Legal」という大会のU14女子部門です。
この大会は、新型コロナウイルスの影響のもと企画された大会で、リモート形式で1人でカポエイラの演舞を撮影し、その動画を送付して審査員がジャッジするというルールでした。これは私も初めて見る形の画期的な手法だと思います。
そもそもカポエイラは1人で演舞するようなものではなく、相手を前にして駆け引きをしたり格好良く動いたりするものです。
しかし昨今の密になれないという状況の中、また国をまたいだ移動が難しい中、ソロの演舞という新しい方法でカポエイラを行う、さらにはそれを競技として審査するのは素晴らしい試みだと思います。
大会自体はまだ知名度もなく、U14女子の部門も、出場者が世界で8名しかいなかったようですが、それでも世界の同年代の人たちと競うという経験は子供達にとってとても良いものになるでしょう。
WCFという団体は、以前からアゼルバイジャンでのWorld Capoeira Championshipを始め、世界各国での大会なども開催しています。まだ登録しているグループは多いわけではないのですが、もっと多くのグループ、カポエリスタが出場する大会が世界で開催されても楽しいと思います。
また今回の日本人が世界大会で優勝するというニュースも、日本のカポエリスタに勇気と目標を与えてくれたのではないかと思います。子供達も頑張って練習すればそういったチャンスがあるというのは、カポエイラを楽しむ上での選択肢になるでしょう。