2024京都の昇段式part.2

どうもりゅうです。

11月10日に、京都のカポエイラジェライスの加藤先生の道場での昇段式が開催されました。

京都のカポエイラジェライスでは近年では年に2回開催されています。加藤先生の道場の昇段式と、ひげ先生の道場の昇段式の2回が開催されています。

今回の加藤さんの昇段式では、昇段者は少人数でしたがアットホームな楽しい昇段式となりました。

式の初めに楽器演奏でのカポエイラのパフォーマンスがありました。
カポエイラの楽器のビリンバウ・アタバキ・パンデイロに加えて、ギター、フルート・バイオリンを加えた豪華なバンドで、カポエイラの有名な曲を演奏しその中で先生達の穏やかなジョーゴがおこなわれました。

そのバンドの音楽が普段のカポエイラとの少し違う素敵な雰囲気を出していて、とても完成度の高い素晴らしいものでした。私もサンベントピケーノのスタイルでのジョーゴをしたのですが楽しく素敵な雰囲気のジョーゴになったと感じています。

●そもそもカポエイラの音楽にギターなどカポエイラの伝統とは異なる別の楽器が入ることはあるのでしょうか?

カポエイラの正式なホーダにおいては、これは正解ではありません。カポエイラのホーダはカポエイラの伝統を重んじておこなわれます。
しかし特別なイベントなどでやショーとしてギターやフルートなど別の楽器をいれることはまれにあります。CDなどでもこうした別の楽器を使ったカポエイラの歌の特殊な編曲バージョンはたまに耳にします。たとえばオーケストラと三味線のコラボ、というような伝統とは異なる特別な演奏と似ていると思います。

こうしたさまざまなジャンルとのミックスであったり交わりは古くから行われてきていて、カポエイラの楽器がいろいろなジャンルの音楽に使われたり、その逆でカポエイラの曲に別の楽器が使われているCDなどはいくつもあります。

しかし生演奏でそういったミックス曲を聴くことはとても稀ですし、ましてその中でジョーゴするというのも初めての経験でしたので、貴重なものでした。

今回の昇段式で演奏された曲には、スイスのカポエイラジェライスのメストレ パッサリーニョのCD「Manos de Fe」に入っています。その原曲も、カポエイラの楽器の演奏に加えてギターやフルートを取り入れた曲です。

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