どうもりゅうです。
先日カポエイラジェライス秋葉原クラスに、ドイツからご家族のカポエリスタ達が来てくれました。
ドイツ在住の日本人の女性とドイツ人のご主人、そのお子様です。
ご家族はドイツのエルランゲンという街にお住まいで、そこにある「Capoeira semente nativa」というグループの生徒の人でした。
カポエイラ セメンチ ナチーバというグループは、メストランド デゼニャードがカポエイラ スルダバイーアから暖簾分けして創設したグループです。
メストランド デゼニャードは元々カポエイラ スルダバイーアの一員でしたが、そこで許しを受けて別名のグループ「カポエイラ セメンチ ナチーバ」を創設したのです。
さらに実は「カポエイラ スルダバイーア」は、カポエイラ ジェライスから暖簾分けした兄弟グループです。
つまりカポエイラ ジェライスにとってカポエイラ セメンチ ナチーバは兄弟グループお兄弟グループであり、家族の一員のような仲間なのです。
同じ団体の別の国の支部だけでなく、兄弟グループの人も国を超えて訪ねて来てくれるのはとても嬉しく感じますし、世界との繋がりが増えたような感覚を得られました。
実はカポエイラジェライスのように双方同意のもと暖簾分けのように新しいグループを派生して作ることは、カポエイラ全体からするととても珍しいことなのです。
団体の1支部だった教室を、別名のグループとして活動することを認める、というのは、他団体ではほとんど聞いたことがありません。
カポエイラジェライスではそうやって派生して誕生したグループとも、「家族」のように仲良く一緒にイベントをしたり交流したりしています。