どうもりゅうです。
2022年9月11日に京都の島津アリーナにて、カポエイラのバチザード(昇段式)が開催されました。
コロナ以降3度目となるバチザードの開催でしたが、今回も他団体の方はお呼びせず、カポエイラジェライスメンバーのみでの開催となりました。
子供も大人も、昨年を上回る大勢が昇段しました。
前回に続き、メストレ マオンブランカは、アメリカからオンラインでの出席となりました。
カポエイラジェライス東京からも、私を含む8名が応援に参加しました。
子供も大人も、カポエイラの技術のレベルの高さに驚かされます。京都にある2つの道場のどちらもアクロバットクラスをやっているだけあって、バク転やバク宙をはじめさまざまなカポエイラのフロレイオ(アクロバット技)が飛び出すような、信じられないほど盛り上がる昇段式でした。
子供の昇段式の後のフリーホーダでは、子供の達のホーダに入りたい熱が高く、どんどんホーダの入り口に集まってくるような、まさにブラジルの本場のカポエイラと同じような状況が生まれていました。
大人の昇段式では、黄色帯の昇段が一人いらっしゃいました。
黄色帯はモニトールといい、先生見習いの帯です。モニトールの昇段の際は、カポエイラジェライスの基本の型、応用の型、ラダイーニャを含む歌を、昇段の前に皆の前で披露します。
大勢の人が見守る前で、イウナのトーキに合せて型を披露するのはとても緊張したと思います。それでも見事にこなせれていました。
そして最後には、日本では異例となる青黄色帯の昇段がおこなわれました。
青黄色帯はインストルトールと呼ばれ、正式な指導者の帯です。私も2022年現在この帯を巻いています。
普段ならブラジルでの大規模なイベントの際にしか取得できない帯ですが、パンデミックが続きブラジルに行けない状況が長く続いているため、特例として日本で昇段が実施されました。
サンベントピケーノのジョーゴから始まり、サンベントグランジのジョーゴもしっかりとハイレベルなジョーゴが行われました。
イベント全体を通して、終始アシェ(熱気)の高いホーダが続きました。京都のカポエイラのレベルの高さが感じられる良いイベントでした。