どうもりゅうです。
先日東京のひがしんアリーナ(墨田総合体育館)にて、カポエイラジェライス東京の2024年度昇段式が開催されました。
100名近くのカポエリスタが集まり、その日昇段した人たちをお祝いしました。
今年は総勢39人のカポエイラジェライス東京メンバーが昇段しました。
コロナ禍ではメストレを海外から呼べませんでしたが、今回は5年ぶりにメストレをブラジルから呼ぶことができました。
今回はメストレ ペドリーニョ(Mestre Pedrinho)と、メストレ アマンシオ(Mestre Amancio)がブラジルからイベントに来てくれました。
メストレ ペドリーニョはブラジルを離れているメストレマオンブランカの代わりにブラジルのジェライス本部を任されている先生です。
メストレ アマンシオは、カポエイラジェライスのメストレではありませんが、ペドリーニョ先生やその他のジェライスのメストレ達ととても仲がよくて、今回サプライズで来日してくれました。
今回特に昨年との差を感じたのは、やはりメストレがいてくれることによる盛り上がりの違いです。
ホーダの進行がとてもスムーズに進み、皆のジョーゴや歌のエネルギーも近年の大きく違う雰囲気でした。
もう一つ私が特に感じたのは、ひげ先生の歌がずっとカッコ良かったことです。
おそらくブラジルから来た2人のメストレも驚いたんじゃないでしょうか。
録画した映像を何度も見返してはその歌声に感動しています。ジェライス東京でもそんなかっこいい歌でホーダをできるようになりたいと思いました。
今回日本のカポエイラジェライスの18年の歴史で初めて、国内でプロフェソールの昇段がありました。サプライズでインストルトールからプロフェソール エスタジアリオへの私の昇段がありました。
通常先生たちの帯の昇段は、ブラジルで数年に1度だけ開催される「ムンジアル」という世界イベントでのみおこわれます。しかしコロナ禍の影響により、2018年以降まだ開催されていないという状況で、私自身6年ぶりの昇段となりました。日本国内で昇段するのは約9年ぶりとなります。
ブラジルのイベントで昇段するのは、すごく上手い人たちや有名な人たちに囲まれての式になり、とてもエキサイティングな経験です。
しかし日本の他団体のイベントで、たびたび代表の先生がサプライズで昇段するのを見ます。それを見るたび、普段同じ時間を過ごす生徒や仲間に祝われて感動的に昇段することは、なんだか羨ましいな、この先自分には1度もないんだろうなと思っていました。
なので私自身にとって、ただ昇段するだけでなく一層嬉しい出来事となりました。