どうもりゅうです。
昨日2021年10月31日に、京都でカポエイラの昇段式が行われました。
私も東京からメンバー4人と共に参加しました。今回はその様子を報告したいと思います。
ブラジルからメストレ マオンブランカの招聘して行うのではなく、昨年と同様メストレはインターネットを通じて会に参加していただきました。
また今年は新型コロナウイルス感染拡大防止のため、他団体の方はお呼びせず、カポエイラジェライスのメンバーのみでの会となりました。
今年の会場は梅小路公園という、敷地内に水族館などもあるとても大きな公園の中の野外ステージで開催されました。この日は朝は少し雨がぱらついていましたが、開始時刻の頃には青空が広がり、とても良い天気になっていました。
アメリカに一時的に滞在しているメストレとの時差を鑑みて、朝9時からスタートし、前半2時間は子供の部、後半1時間半は大人の部としてそれぞれ昇段式を行いました。
合計100名近い人が昇段しました。
今回何よりも感動したのは、子供達の驚くほどのレベルの高さです。
帯が上がってくる後半にはバク転、バク宙といったアクロバット技が次々と繰り出され、綺麗に足の伸びた素早いキックを繰り出しあっていました。
ブラジル人のProfessor同士のJogoを見ているかのような上手い駆け引きも次々と出て来ました。
1年前みたのとは全然違うとてもかっこいい動きをしている子ばかりで毎年レベルがどんどん上がっているのが見て取れました。
子供の昇段が全て終わった後には、子供のフリーホーダがありました。
その光景がまるでブラジルのホーダを見ているようだと感じました。
先にも述べたような上手なジョーゴに加え、大勢いる子供達が楽器の前に集まり我先にとホーダに入るのを待ち構えているような様子が、海外のカポエイラのイベントでの様子と重なったのです。子供達の積極性、やる気が溢れていることにもとても感心しました。
大人の部も1本目、2本目からとてもレベルが高く、また子供の帯から初めて大人の帯を取得する子がいきなり4本目を取得することもありました。
また最後には5本目のモニトール・黄色帯の昇段式では昇段者がラダイーニャの独唱をし、イウナのトーキの中で型の披露が行われました。
昇段式が全て終わると、全員を併せたフリーホーダを行なって締めくくりとなりました。
まず世間の情勢として計画していた夏頃は開催できるかどうかも心配でしたが、無事に開催できたことが何より良かったと思います。
そしてそういった状況に配慮して屋外での開催をとりましたが、天気に恵まれ、ロケーションもとても素晴らしく特別な昇段式になりました。