どうもりゅうです。
先日別のスポーツ関係の方とお話しする機会があり、そのスポーツの指導にはイメージトレーニングを取り入れていると聞きました。
カポエイラでもイメージトレーニングというのはとても効果的です。
どのようなイメージとレニングが良いのか、どうすればイメージトレーニングができるのか、詳しく解説していきます。
・イメージトレーニングを始めるには、十分なカポエイラの練習経験が必要
イメージトレーニングとは、「予習型」「復習型」の2種類の目的があります。
「予習型」とは、まだやったことがない動作、まだ完成していない技の動作をイメージするトレーニングです。
「復習型」は、直近でやった動作をそのまま繰り返しイメージして身につけるトレーニングです。
復習型はもちろん、イメージする動作をあらかじめ何度も練習し、記憶だけでなるべくリアルに細部までイメージできるようにすることが必要です。
また予習型のトレーニングも、イメージしたい動作に近い基礎の動作を過去に反復して練習しておかないと、動作のイメージが現実と離れてしまいます。
たくさんの基礎、似た動きの反復練習が、新しく身につける動きのイメージへとつながります。
イメージトレーニングのコツ
イメトレには、いくつかコツがあります。
・お手本となる動画の活用
自分で動作をイメージする時、正しい動きをまず視覚で取り入れ、客観的視点でその動きを記憶します。実際に目の前で動作を見せてくれる人がいればそれが一番良いですが、毎回そういうわけにはいかないので、お手本の動画を繰り返し見て、次は自分自身がそれを行うイメージを作ることが重要です。
・成功体験を繰り返しイメージする。
カポエイラの動作を習得する途中で、成功したり失敗したりを繰り返す段階があります。
その際も、成功した時のイメージを繰り返し反芻することで、より体と記憶にイメージを染み込ませます。
・イメージトレーニングの活用方法
イメトレは、新しい技を身につける以外にも、様々な効果が期待できます。
大事なホーダやイベントの際の不安や緊張の解消,集中力の向上,苦境に耐えることなどの心理的能力を養うこと、といった効果があり、これらもほんの一例となります。
ビギナーのうちは、一つの技の習得にイメージトレーニングを用いることが多いですが、上級者になるとホーダの中でのジョーゴ全体をイメージしてみたり、特定の相手とのジョーゴをイメージしてみる、といったことが必要になってきます。
また音楽面でも、大勢のホーダをイメージしながら楽器を演奏したり歌うことを練習するのも、本番で緊張して歌詞が飛んだりうまく声が出なかったりすることを予防するのにも効果的です。