どうもりゅうです。
子供の習い事で何かさせたい、そんな時子供が何を身につけられるか、どんな力が伸ばせられるかを考える人が多数です。
カポエイラを習う子供は、運動能力や音楽の能力、忍耐力、協調性、など様々な能力が身につきますが、コミュニケーション能力というのも、他のダンスやスポーツに比べてもより成長する部分です。
学術的に子供が習い事を通じてコミュニケーション力を養うためには、以下の要素が重要であり有効だと言われています。
- 自己肯定感を高める
人と違うことができるようになることで、自己肯定感が高まります。これにより、自分の意見を自信を持って伝える力が育まれます。 - 多様な世代との交流
異なる年齢層の人々と交流する機会を設けることで、さまざまなコミュニケーションスタイルを学び、適応力が向上します。 - 母国語以外での会話
外国語を学ぶことで、異なる文化や表現方法を理解し、コミュニケーションの幅が広がります。 - チームスポーツやグループ活動
チームスポーツは、仲間との協力や意思疎通が求められるため、コミュニケーション能力を高めるのに効果的です。
カポエイラはこの条件の全てに当てはまっており、教室での練習で自然にコミュニケーション能力が向上することがわかります。
カポエイラは相手との身体での意思疎通、同調、駆け引き、戦いを同時並行で選択しおこないます。それはあまりに独特な文化、スポーツなのですがそこがコミュニケーション能力の向上にとても役に立ちます。
カポエイラのメストレや熟練者の中には、カポエイラは「会話・対話」であるという説明をするひとが多くいます。もちろんこれは、口頭の音声での「オーラルコミュニケーション」を意味するのではなく、前述したような1対1での身体でのコミュニケーションを比喩している言葉です。
こういったことを子供が言葉や頭で理解する必要はありません。カポエイラを練習していくと、自然とすぐにこうした相手を尊重し、意思を汲み取り、自分を主張し、相手と同調する、といったことを知らず知らずおこなえるようになります。
こうしたことからカポエイラはスポーツやダンス、音楽関係の習い事の中でも特に他社とのコミュニケーション能力を向上させるのに適している子供の習い事だといえるでしょう。