キックのためにオフィスでできるストレッチ

カポエイラのキックのパフォーマンスを向上させるためには、柔軟性と筋力のバランスが重要です。以下のストレッチを日常的に行うことで、カポエイラのキックのパフォーマンスを向上させることができます。

キックに柔軟性が必要な理由
筋肉の可動域が広がる: 柔軟性が高まると筋肉の動きの範囲が広がり、より高く蹴り上げることができます。
筋肉の力を最大限に発揮できる: 柔軟性があれば筋肉の使用が効率的になり、力を必要な方向に集中して伝えることができます。
怪我の予防: 適切なストレッチと柔軟性を保つことで、筋肉の緊張や怪我を未然に防ぐことができます。

キックを蹴るために柔軟性が特に必要な筋肉

・大腿四頭筋: 太もも前面の筋肉。膝を伸ばし、脚を振り上げる動きを支えます。
ハムストリング: 太もも裏側の筋肉群。膝を曲げ、バランスを保つために重要です。

・内転筋:太腿の内側にある筋群で、足を閉じる動きや、内回しに蹴る動き、踏ん張って全身を安定させる動きに重要です。


・ふくらはぎ:腓骨筋やヒラメ筋、後脛骨筋などです。キックの際つま先に重心をかけることが多いので重要な筋肉です。


・腸腰筋:脚と腹筋を繋ぐ筋肉です。脚全体を持ち上げる動作で、ほとんどのキックに重要です。

仕事中にオフィスでできるストレッチ

  1. ハムストリングストレッチ
    方法:
    椅子に座って片足を前に伸ばします。
    伸ばした足のつま先に向かって身体を前に倒します。
    20-30秒間保持し、反対側も同様に行います。
  2. 大腿四頭筋ストレッチ
    方法:
    立った状態で、片足を後ろに曲げ、足首を手で掴みます。
    太ももの前面が伸びるように、足をお尻に引き寄せます。
    20-30秒間保持し、反対側も同様に行います。
  3. 内転筋ストレッチ(バタフライストレッチ)
    方法:
    椅子に座って膝を大きく左右に開きます。
    両手で膝を手で押し広げるようにしながら、上体を横に捻ります。
    20-30秒間保持します。
  4. ふくらはぎストレッチ
    方法:
    壁に手をついて、片足を後ろに伸ばします。
    かかとを床につけたまま、前の足に体重をかけます。
    20-30秒間保持し、反対側も同様に行います。
  5. 腸腰筋ストレッチ
    方法:
    浅めに椅子に座り、片足をななめ前に、逆の足ををななめ後ろに大きく後ろに引く。骨盤を前にスライドし、おへそを突き出すようにして背骨をまっすぐにする。 後ろに引いた足は膝を下に向けて長く伸ばす。左の股関節の前側(腸腰筋)を意識して20-30秒間保持する。

これらのストレッチを行うことで、柔軟性が向上し、カポエイラのキックのパフォーマンスが向上します。また、ストレッチはウォーミングアップやクールダウンの一環として行うことで、怪我の予防にもつながります。

タイトルとURLをコピーしました