カポエイラとポルトガル語

どうもりゅうです。
カポエイラはブラジルのスポーツですが、ブラジルの公用語はポルトガル語だというのはご存知でしょうか。
カポエリスタにとってポルトガル語はとても触れる機会の多いものです。
今回はカポエイラとポルトガル語の密接な繋がりについて解説します。

カポエイラでポルトガル語に触れる場面

日本人がカポエイラをやっていて、ポルトガル語に触れる場面は多数あり、主には以下のような時です。

・カポエイラの技名
・カポエイラの練習で使われる単語のいくつか
・カポエイラの歌
・ブラジル人の先生が来日し、クラスを受講する時
・海外に赴いて、カポエイラのイベント、教室に参加する時

以下に詳しく説明していきます。

・カポエイラの技名

カポエイラの動き、技は全てポルトガル語で呼ばれます。また技に付属して説明するような単語も含めて、ポルトガル語を使います。これは空手や柔道の技名が日本国外でも日本語で使われているのと同様だと言えます。

・カポエイラの練習で使われる単語のいくつか

カポエイラのクラスでは様々な単語をポルトガル語で言うことがあります。
カウントする時の数字は基本ポルトガル語です。また「型」や「演奏者」など普段からカポエイラでよく使う単語もポルトガル語を使うことが多いです。

・カポエイラの歌

カポイエラで歌われる曲は基本全てポルトガル語で歌われます。
これはカポエイラがブラジルの伝統文化であり、ブラジルの言語であるポルトガル語の歌をとても重要な文化の要素として位置付けているためです。
おそらく日本でカポエイラを練習する方が最もポルトガル語に触れる機会が、この歌を覚えるという項目です。
歌詞は長いものではポップスの1曲ぐらいの長さがあり、かなりの単語量を覚えて、口に出して発声します。

・ブラジル人の先生が来日し、クラスを受講する時

ブラジル人の先生のクラスを受けるときは、必ずというほど通訳を介してポルトガル語で進行します。英語が話せるブラジル人の割合は、英語を流暢に話す日本人の少ない割合よりさらに少ないです。
通訳があっても瞬時に言葉を理解できないこと、また細かなニュアンスがわからないことは、技術の向上にも影響するので、こうした場ではポルトガル語の理解できればとても有益に進みます。

・海外に赴いて、カポエイラのイベント、教室に参加する時

ブラジルはもちろん、ブラジル以外の海外に旅行し、カポエイラの教室やイベントに参加した際は、共通語がポルトガル語になることが多々あります。例えば韓国に行った時や、フランスに行った時などでも、英語ではなくカポエリスタ同士ではポルトガル語の方がコミュニケーションが取りやすかったりします。

このように、カポエイラを深く学ぶことはポルトガル語ととても密接に関わる機会が多くあります。もちろん軽く習い始める方皆が勉強する必要はないのですが、より楽しみたい経験者は、簡単なことからでもポルトガル語を学ぶことがとても重要です。

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