バク転の練習の方法

最近カポエイラジェライス東京のメンバーにも、バク転を練習する人が増えてきました。カポエイラでは、上級者などで動きの中にバク転を使うことがあります。またバク転をしてみたい、というお声もよく伺います。今回はアクロバット技初心者の方向けのバク転の練習方法や注意点をお伝えします!

バク転の練習パターン

バク転の練習方法は大きく分けて2パターンあります。
・体が柔らかい人向け
・体が硬い人向け
の2通りです。
子供など体の柔軟性の高い方は、それを生かした練習方法ができ、
体の柔軟性がない人は、筋力で練習していく方法があります。

全員に共通の練習内容

バク転をする上で必ず練習すべきトレーニングがあります。
・倒立
・ブリッジ

の2つです。この2つはどんなレベルの人でも基礎となるので、必ず練習しましょう。
とても上手に倒立やブリッジができなくても、バク転にチャレンジできますが、バク転の成功率、出来栄えを高めるなら基礎の運動は欠かさず行いましょう。

体が柔らかい人向けの練習方法

体が柔らかいと言いますがここでは「ブリッジ」が楽にできる、という部分が重要です。目安としてブリッジをした状態で、両腕の間から顔を前に出せる、という動きができる人はこの練習方法が上達の近道です。

①両腕を上に伸ばし立った状態から、ゆっくり体を反らせてブリッジになる練習

②ブリッジから片足を高く上げる練習。両脚行う

③ブリッジから地面を蹴って、脚を蹴り上げてバク転のように回転し起き上がる練習

・・・①〜③がスムーズにできるようになると、次はジャンプを入れた練習です。

④マットに向かって後ろ向けに遠くにジャンプしてまっすぐ伸びた状態で寝転ぶ練習

⑤補助者をつけてバク転の練習

⑥補助無しでバク転の練習

④から⑤、⑤から⑥へ進むにはかなりの練習をこなす必要があります。

体が硬い人向けの練習

体が硬い人は1人でブリッジから起き上がることは難しいです。
ストレッチなどで体を柔らかくするのも大切ですが、かなり時間がかかるため、別の方法でバク転の練習をしていきます。

①補助をしてもらい、ブリッジから起き上がる練習をする。
②大きなマットを重ねるか、バランスボールを使って立った状態からブリッジになる練習をする。
③ ②の状態から補助者をつけて起き上がる練習をする。
④〜⑥は、体が柔らかい人と同じです。

バク転を練習するときの注意点

①必ず指導者の指導のもとで行う。
②柔らかいマットの上などで行う。
③十分に準備運動を行う

上記の練習方法は、最低限の設備と補助者のもとで練習するためのものです。
より良い設備や、複数の補助者がいるなら、もっと効果的な練習方法もあります。

カポエイラジェライス東京では、通常のクラス以外の時間で、アクロバット練習会などを行なっています。バク転にチャレンジしてみたい方は是非ご参加ください。

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