カポエイラ練習と怪我の予防

インストラクターの白波瀬です。
今日はカポエイラの練習で、怪我を如何に予防するか、についての考えを書きたいと思います。

私は普段自分自身の怪我の予防に最大限取り組んでいるつもりです。スポーツをする際において怪我の予防というのは大切であることはいうまでもありませんが、カポエイラにおいて特に気をつけるべきのは、初心者の人が急に練習をしすぎると怪我のリスクが高まる点です。

カポエイラの動きは他のスポーツや格闘技、ダンスに比べても、筋肉への負担はかなり大きいです。エスキーバなどは筋トレとして行うスクワットを何度もするのに近いです。楽しくハードに自然と筋肉が鍛えられるのは、カポエイラの良さでもありますが、その反面カポエイラ始めたての初心者がいきなり週5で練習しすぎると、疲労回復が追いつかず怪我をしてしまう、ということがたまにあります。

また、バナネイラやアウーなどは、慣れていない人がやるのと、慣れた人がやるのとでは体への負担が大きく変わります。全身で体を支えられる経験者は、長時間バナネイラしても、何度も繰り返しアウーしても、手首や着地する足首などへの負担は少なく、何度も練習できますが、慣れていない人は1回1回の負担が大きく、繰り返しやりすぎると怪我のリスクが高まります。

実は私の経験上カポエイラの練習において、アクロバティックな技を失敗することや、相手との接触による怪我は少なく、「練習しすぎる」ことでの怪我の方がはるかに可能性が高いと思います。

怪我の予防のためにすべきこと

怪我の防止において最も重要なことは、「ストレッチ」と「休息」です。
ストレッチは練習前、練習後は必ず行いましょう。寝る前も行うとさらに良いです。
私は寝る前に必ず1時間くらいストレッチしています。
ストレッチは柔軟性を高め、パフォーマンスの向上にも繋がるので、一石二鳥ですね。

休息は意識して行うことがスポーツ初心者だと、理解し実行するのが難しいとかと思います。しかし休息は練習と同じくらい大切です。
筋肉は筋肉痛など、疲労に気がつきやすいですが、関節や腱は疲労に気がつきません。
痛みが出た時はもう手遅れです。痛くなる前から予防しておくことが大切です。

また運動後は栄養をしっかりとるのも大切です。練習した後傷んだ筋肉を回復させるには、外から栄養を摂取しないと回復しようがありません。練習後夜遅くても食事をとることはとても大切です。

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