カポエイラを象徴する蹴り「メイアルーアジコンパッソ」(ハボジアハイア)
トリッキーでかっこいいその技の秘密を解説!!
メイアルーアジコンパッソ
ポルトガル語で「半月コンパス蹴り」という名のキック。
両手を地面につき頭を地面すれすれまで下げ、片足を大きく回し蹴ります。
回転の動きによる遠心力を伴い、足は大きな弧を描いて相手の頭に迫ります。
まさにカポエイラを象徴する蹴りであり、カポエイラといえばジンガと共にこの蹴りがよくイメージされます。
練習の方法とコツ
メイアルーアジコンパッソの蹴りは、上手にかっこよく蹴るために繰り返し練習が必要です。
ポイント①・両手をしっかり地面につく
ポイント②・両手の間から相手(蹴る方向)を見上げる
ポイント③・蹴り脚の膝をピンと伸ばす
ポイント④・軸足に最後まで体重を乗せる
ポイント⑤・360度脚を回しきるまでスピードをつける
何度もなんども練習しましょう。左右均等に練習すると良いです。
様々な呼び名とカポエイラの歴史
この蹴りには「ハボジアハイア」という別の呼び名もあります。主にカポエイラアンゴーラという伝統的なカポエイラのスタイルでそう呼ばれます。
教える人、スタイルなどによって様々な呼ばれ方をしてきましたが、この「メイアルーアジコンパッソ」がカポエイラの最も重要な蹴りであることには変わりません。
また、当教室カポエイラジェライスのブラジル本部の先生の一人で、アメリカのUFCチャンピオンになった選手もこの蹴りを試合に使っています。
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カポエイラジェライス所属のUFCチャンピオン「CezarMutante」