カポエイラジェライス東京

コラム

ハイス

2020/3/2

カポエイラの技「ハイス」
ハイスはカポエイラのアクロバット技で、移動の動きでもあります。
立った姿勢から真後ろに側転するように回転します。
Macaco em pe

ハイスは、マカコ エン ぺ、または立ちマカコとも呼ばれます。
側転を真後ろに回転すします。またはバック転をジャンプせず、片足ずつ反りながら回転するように繰り出します。。
しなやかに動き反りながら回る、アクロバティックでかっこいい技です。移動の際に使ったり、極めれば相手の攻撃を加工よく回避したり、あげる脚で相手を蹴り攻撃したりすることに使えます。
マカコを立った姿勢から出す動きであることから、立ちマカコとも呼ばれます。
アウー、マカコの発展技であり、難易度はバック転と同じ程度です。



ハイスの練習のために

ハイスはアクロバティックな技ですが、正しい練習の手順を知りましょう。
倒立やブリッジなどの基本の動きをマスターする必要があります。
また安全な環境を整えないと、不用意な怪我を招く恐れがあります。
指導者の立会いのもと安全に気をつけ練習しましょう。

ハイスのポイント


ハイスの練習において大事なポイントです。


ポイント①・正面に対し横を向いて立ち、先に着く手を地面に向けて伸ばす。

ポイント②・体全体を大きく反らせる。

ポイント③・腕にしっかりと体重を乗せ、片足ずつ着地する。

ポイント④・相手、または正面を終始しっかりと見る。

何度もなんども練習しましょう。左右どちらも練習するとなお良しです。


ハイスを使いこなそう

ハイスは比較的アクロバット初心者でも練習を始められる技です。
ホーダの様々な場面で使うことができ、応用が効きます。
例えばホーダに入るとき、移動する時アウーのかわりに、相手の攻撃をよけながら、など様々な場面で使えます。
他のアクロバット技にも共通して言えることですが、もたもたして技をだしても格好悪く、ジョーゴの流れもよくありません。
また相手の方を見る、両足を伸ばす、などの基本ができていないと何の技をしているのかわからない変な動きになってしまします。
練習を重ねて綺麗でかっこいいハイスを目指しましょう。
極めればカポエイラをショーなどで披露する場面でもとても使いやすいです。