カポエイラジェライス東京 |
2020/1/20
アウーバチドゥはカポエイラの技で、アクロバットな魅せ技であり、時には攻撃の蹴り技にもなります。
とてもわかりやすく目立つ技で、カポエイラの格好良い写真に使われることも多々あります。
片手を地面につき、逆立ちと同じように両足を上にあげ、両脚を開きます。
上級者になるとバランスをとって静止することもできるようになります。
また、片脚を相手に向かって蹴り出すように近い距離で繰り出せば、キックの攻撃技にもなります。
アウーバチドゥはカポエイラの魅せ技の中でも比較的習得に時間のかからない技ですが、
初心者が練習すると危険も多い技です。
片腕、手首、肩に全体重が乗るため、手首の捻挫、肘や肩の脱臼など様々な怪我の危険があります。
両手での通常の逆立ちが十分に余裕を持ってできる、バランスも取れるようになってから練習を行うのがおすすめです。
また必ず指導者の下で適切に練習を行うことが必須です。
また習得の効率から考えても、逆立ちが安全に余裕を持って行えないと、綺麗にアウーバチドゥを行うことは難しいです。
まずは逆立ち(バナネイラ)を十分に練習し安定してできるようになりましょう。
アウーバチドゥの練習において大事なポイントです。
ポイント①・地面につく手にしっかりと体重を乗せられるように、肘を突っ張る。
ポイント②・頭を下げ下半身を上にあげる。
ポイント③・蹴り足をしっかりと伸ばす。
ポイント④・初めは柔らかい床で練習する。1番に安全に気をつけて練習しましょう。
何度もなんども練習しましょう。左右どちらも練習するとなお良しです。
アウーバチドゥは移動の際に格好よく出したり、アウー、バナネイラ、ケーダジヒンなど様々な動きに繋げることができます。
中途半端になってしまうとダサいようにみえることもありますが、綺麗にかっこよく決まるとジョーゴにボリュームを持たせることができます。
また終わり際もすぐ基本の姿勢に戻ったり、次の動きに移ったりとスムーズに動きに取り入れると尚良いでしょう。
攻撃として繰り出すには、間合いや相手の動きを把握する技術が必要になります。
その分上手く使えば相手の予想外の攻撃を仕掛けることができます。
またカポエイラらしい写真を撮る時にもオススメです。
綺麗な姿勢で2~3秒静止できるように練習しましょう。