カポエイラジェライス東京 |
2020/1/16
カポエイラには柔軟性が高ければよりキレイに見える事が多く、そもそも柔軟性がないとできない動きもあります。
柔軟性を高めるにはストレッチが効果的ですが、カポエイラの技術向上のためにオススメのストレッチや、
柔軟性が必要となる動き、身体の部位などを解説します。
カポエイラは体が柔らかくないとできないわけでは決してありません。
ただ体が柔らかいと、より格好良く見えたり、難しい技ができるようになったりと、有利な事が多々あります。
例えば腿の裏が柔らかいと楽に脚が高く上がり、相手とより近い場所で蹴りをくりだせます。
胸、お腹など身体の全面が柔らかいと、ポンチ(ブリッジ)が楽にできるようになり、様々なアクロバティックな動きに繋げる事ができます。
また怪我の危険も格段に減ります。同じ転び方をしても、体が柔らかいと怪我をせずに済む事もあります。
また同じ動作でも少ない力で行う事ができるため、スタミナを切らさず動けたり、長い時間練習できたりするのも柔軟性の大切な点です。
カポエイラの練習をしていると自然にストレッチ効果が得られますが、技術の向上を目指すなら練習とは別に自分でストレッチをする事が大切です。
▪️効果的なストレッチ
・太もも裏(ハムストリングス)
効果のある動き>>蹴り全般。逆立ち、アウーなど。
ハムストリングスの柔軟性は、アルマーダやメイアルーアジコンパッソなどの蹴り全てに重要です。
もも裏をストレッチすれば蹴り足の膝が伸びてより美しく効果的な蹴りが出せます。
▪️ストレッチ方法・・・前後開脚、横への開脚、長座体前屈、など。
・太もも前(大腿四頭筋)
効果のある動き>>逆立ち、ネガチーバ、ポンチなど。
太もも前の柔軟性は、膝を深く曲げる動き、膝を伸ばす動きに重要です。
ポンチやネガチーバをするのには必須で、蹴りなどの脚を曲げ伸ばしする動きにも必要です。
低い姿勢をとることの多いカポエイラで、硬くなりやすい部位であり、日頃のストレッチが特に重要な部分です。
▪️ストレッチ方法・・・片足の膝を曲げて座るストレッチ、ヨガの鳩のポーズなど。
・股関節、内もも
効果のある動き>>蹴り全般。エスキーバ、アウーなど。
股関節の柔軟性は、蹴りやアウー、エスキーバなどの動きに重要です。
ケーダジヒンやチゾーラなど、開脚する動きができないと難しい動きもあります。
▪️ストレッチ方法・・・左右開脚など
・お尻(大臀筋・中臀筋)
効果のある動き>>蹴り全般。エスキーバ、ジンガなど。
カポエイラはお尻を非常に使う動きがほとんどです。怪我の防止や日々の練習のためにお尻の柔軟性が必要です。
▪️ストレッチ方法・・・ヨガの鳩のポーズのストレッチなど。
・お腹・胸
効果のある動き>>ポンチ(ブリッジ)、マカコなど。
カポエイラは反る動きが多くあります。ブリッジなどの動きです。
体を反らせる動きにはお腹や胸の柔軟性がとても重要です。
マカコ、バック転、アウージフレンチなどのアクロバット技にも必要です。
▪️ストレッチ方法・・・うつ伏せで上体を反るストレッチなど。