カポエイラジェライス東京

TOP> コラム> カポエイラの説明>カポエイラジェライスの歴史後編
コラム

カポエイラジェライスの歴史後編

2019/11/8

Rua Carangolaの道場の時代

カポエイラジェライスの本部は、昔も今もマオンブランカの住むベロオリゾンチにあります。
団体設立初期は、道場がベロオリゾンチ中心部のリベルダージ広場にも近い、カランゴーラ通りにありました。
この道場の名前はカポエイラジェライスの歌などにもよく登場します。
今では世界中で活動する、メストレやコントラメストレのスーパースター達ですが、
若い頃はこのカランゴーラの道場に集って一緒に練習していたのです。
その技術のレベルの高さはブラジルや世界中で有名になり、
他のグループから、時には団体ごとジェライスの門を叩くカポエリスタ達も多かったのです。
またメストレマオンブランカはその美声と制作された楽曲のクオリティの高さから、
CDも世界中でヒットし、一段と有名になっていきました。

世界中への発展

カポエイラジェライスでは素晴らしい指導者たちが生まれ、1990年代から、彼らの中にはブラジルから飛び出し世界各地でカポエイラを教える人も多くいました。
ブラジル人のビザや就労環境から、ヨーロッパに拠点を置く人が多く、ヨーロッパではほとんどの国にカポエイラジェライスの拠点があるほどになりました。

カポエイラ ローザンヌとスルダバイーア

世界中に広がったカポエイラジェライスの支部の中には、それ独自が拡大し新たなグループが生まれることもありました。
カポエイラジェライス設立当初からスイス、でローザンヌで活動していたメストレパウラオンは、メストレマオンブランカから初めてメストレの帯を受け取った人物であり、
彼の活動の広がりから、カポエイラジェライスの兄弟グループとして、「カポエイラローザンヌ」を名乗って活動しています。

また、こちらもジェライス設立当初からバイーア南部で活動していたメストレハイルソンは、「カポエイラ ジェライス スルダバイーア」から、「カポエイラ スルダバイーア」 へと名前を変え活動しています。
スルダバイーアはその支部がヨーロッパ等にも拡散し、世界規模の大きな団体です。
また2018年には、スルダバイーアから更にメストレ マクスエルが独立し、アンガーカポエイラも誕生しました。アンガーカポエイラはカポエイラジェライスの孫グループに当たるわけです。

メストレ達の紹介

現在はカポエイラジェライスにも多くのメストレが存在します。

・メストレ マオンブランカ (地域)ベロオリゾンチ
・メストレ ボッカオン (地域)ベロオリゾンチ
・メストレ アントニオ・ジーアス (地域)ベロオリゾンチ
・メストレ ズンビ (地域)ベロオリゾンチ
・メストレ ピショッチ (地域)スイス
・メストレ サンドロ (地域)スイス
・メストレ シキーニョ (地域)スペイン
・メストレ ペドニーニョ (地域)ベロオリゾンチ
・メストレ ジュニーニョ (地域)ドイツ
・メストレ ジャカレー (地域)ドイツ
・メストレ マハキーニョ・コレバ (地域)ボストン
・メストレ ミルタオン (地域)ベロオリゾンチ
・メストレ ブラッキ (地域)ベロオリゾンチ
・メストレ ジャ・モヘウ (地域)ペルー
・メストレ パッサリーニョ(地域)スイス
・メストレ アレックス(地域)フランス

カポエイラ ジェライスの現在の活動

カポエイラ ジェライスは、3年に1度、「ムンジアル」という世界イベントをベロオリゾンチで行なっています。
またヨーロッパ等でも世界中の他団体の集まるイベントを多数開催しています。
またアフリカや日本、オーストラリアにも支部を持ち、名の通り「世界中に共通な」カポエイラを伝えています。

1990年代のジェライス ジェライス初期