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コラム

カポエイラのキックの特徴

2019/9/9

カポエイラのキックは特殊

他の格闘技の蹴り比べても、カポエイラのキックは特徴的です。
よく知らない人から見ても一目瞭然に見た目から違い、派手でアクロバティックな蹴りです。
格闘技をよく知る人から見ると、まずその威力の高さに驚くと言います。
遠心力と全身の体重が乗ったキックは相当のパワーがでます。
しかしカポエリスタからすると、相手に当てませんし当たることもないので、その威力を実感することは無いです。
このようにパッと見た目でわかる違いもさることながら、カポエイラを勉強していくと様々な特徴が見えてきます。

カポエイラのキックの特徴

・最後までスピードが落ちない。
カポエイラのキックの代表とも言える、「アルマーダ」や「メイアルーアジコンパッソ」のような回転系のキックは、
カポエイラ独特の蹴りの特徴をよく表しています。
キックボクシングなど他の格闘技の蹴りは、相手に当たる=インパクトの瞬間に一番力を込めスピードを出します。
その分当たっても外れても、蹴り終わりはスピードが落ちていきます。
一方カポエイラの回転系の蹴りは、蹴り終わって足が地面につくまで加速し続けます。
よってキックの後もすぐに次の動きに繋げることができます。

・連続で速いキック
他の格闘技ではキックは大振りな攻撃のため、連続で出すには時間がかかり隙も大きくなります。
しかしカポエイラのキックは回転し続けることで何度でも連続で、しかも素早く繰り出すことができます。
ケイシャーダやアルマーダ、コンパッソなどの回転系の蹴りであれば、どのキックでも連続でけることができます。

・攻撃と回避が同時にできる
回転系のキックは、蹴り足が相手に向かうと同時に上半身が地面に近づいたり、後方に向かったりします。
この動きが回避の動きになるため、攻撃と回避が同時に行えることになります。
他の格闘技のキックと同時に繰り出したとしても、カポエイラは避けながら蹴っているため、相手だけが攻撃を受けることになります。
この回避と攻撃が同時にできることが「相手に攻撃を当てない」カポエイラのスポーツを成立させている要因なのですが、
実戦として使う場合も有効に働きます。

・予測できない軌道
カポエイラの回転系のキックは相手側から見ると、大きく外を回って横から迫ってきます。
直線的な蹴りにしか慣れていないキックボクサーなどは、反応できない程予測不可能な蹴りの軌道です。

・直線的な蹴りも隙が少ない
マルテロやシャパといった直線的な蹴りも、普通のミドルキックなどと違い、蹴った後すぐ足を戻すのがカポエイラの特徴です。
当てないことを想定しているため、その分隙も少なくなります。

キックを練習すると

一般の方なら体幹と太ももが引き締まります。またバランス感覚や三半規管が鍛えられるため、運動が苦で無くなります。
キックはストレス解消にもなり、シェイプアップと重ねて一石二鳥です。


・格闘家の方なら
コンタクトのある種目の格闘家の方がカポエイラを練習すれば多くの発見があるでしょう。
特にカポエイラのキックは遠心力を蹴りのパワーに乗せるので、「力を込める」よりも、足を長く伸ばす、しなやかに振るといった動作が
パワーに繋がります。
また、回避と攻撃が一体となっている動きは選択肢を多く増やすことができます。